カラーの種類って何があるの?たくさんありすぎて違いがわからない。

カラー

こんにちは、美容師のKazuです!出来る限り分かりやすく、解説をしていきたいと思います!✌︎(‘ω’✌︎ )

目次

★カラーの種類と特徴 は?

まずは、カラーは大きく分けて2つです!!

医薬部外品』&『化粧品

その部類から別れて5つに区分できます!!それから枝葉のように別れていきます!

『永久染毛剤』&『半永久染毛剤』&『脱色剤』&『徐染性染毛剤』&『毛髪着色剤』

に部類が別れていきます。代表的なものから紹介していきます。



カラーの区分分け



①-1=アルカリカラー(永久染毛剤)

一般的に美容室や、雑誌、メディアで取り上げられるのは大半はアルカリカラーです!美容室も同様で80%以上のシェアーを占めています。『白髪染め』や、『オシャレ染』、人気の『イルミナカラー』もここに属します。

アルカリカラーで出来る事
①明るくする事
②暗くする事
③色を入れる事
④白髪を染める事

一般的に美容室で使用する際に使用するプロ使用薬剤ですが、今はドラッグストアーでも買えます。箱に入って家庭でも使用可能です。しかし、美容室とスーパーなどで買うには何が違うのか?アルカリカラーの特徴の1剤と2剤に分かれている事です。それが美容室の場合は2剤でコントロールします。ダメージ具合や、明度&彩度をコントロールします。市販剤は1種類しか入っていなく、知識がない方が使用すると、思っている色が出ないや、過剰なダメージなどを起こします。あとはムラになり修正や、綺麗にカラーを行う事が困難になります

染まる時間は大半が25分〜40分程度で完全発色します。選んでいる色で時間は多少変わります。暖色系(赤、ピンク、オレンジ系など。。。)完全発色するまでに30分以上行く方が望ましいと思いますが、ダメージ具合や使用している薬剤で変動があります。逆に人気の寒色系(アッシュ、マット、グレイ系など。。。)はすぐに色は入りますが、20〜25分程度置いた方が望ましい。

施術費用はどれくらいなのか?
美容室で染めると一般的に全体染すると1万程度+デザイン代(ハイライト、ローライト、インナーカラー、Wカラーなど)すると加算されていきます。安い所だと3000円程度から出来る所もあります。安いのもちゃんと理由がありますので、自分に合う美容室や価格帯を見つけるのが必要です。
全体染 相場3000円〜10000円程度

メリット
①色のバリエーションが豊富
②好みに色を作れる
③白髪も染まり、黒髪も染まる
④デザインが出来る
⑤肌艶が良く見える、若く見える

デメリット
①アレルギー性がある
②ダメージ性がある
③髪が酸化する

アルカリカラーのメカニズム
いったん染まると2〜3ヶ月は色持ちします。染毛力に優れていますが、有効成分の酸化染料が体質や皮膚の状態によってはかぶれの原因になるため、使用前には毎回必ずご使用の48時間前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をお願いします。
アルカリが髪を膨潤させ、有効成分である酸化染料と過酸化水素が髪の中に浸透します。過酸化水素は、メラニンを脱色するとともに、髪に浸透した染料を酸化します。染料は酸化されると結合して発色します。ヘアカラーには髪の色素であるメラニンを酸化して脱色する働きと髪を染める働きの二つがあり、黒髪にヘアカラー(おしゃれ染め)ができるのもそのためです





①-2=酸性カラー(半永久染毛剤)

酸性カラーは、アルカリカラーやヘナカラーなどと並ぶ、ヘアカラーの一種で、ヘアマニキュアとも呼ばれています。
アルカリカラーが過酸化水素によって髪のキューティクルを開き、髪の内部からメラニン色素を脱色したり、カラーリング剤を内部に浸透させていくのに対し、酸性カラーはキューティクルを開くことはせずに、表面を色でコーティングしていきます。発色に至っては凄くビビットな色が可能!
そのためアルカリカラーのように髪を脱色して明るい色にすることはできません。また微妙な色の違いを出すことも難しく、室内の白熱灯や、蛍光灯のもとでは色の違いがわかりにくいという違いがあります。
逆に利点としては、アルカリカラーよりも髪のダメージが少なく、施術によってツヤやコシを出すこともできます。酸性カラーで白髪を染める場合は、アルカリカラーほどはしっかり染まりません。頭皮にも直接付けれず、色素沈着してしまいます。なので、1㎜ほど空けて塗布していきます。
ですが逆に、白髪に軽いニュアンスカラーをプラスして、明るく自然な風合いを出すことはできます。応用編としては、アルカリカラーで脱色した後に、酸性カラーを行うことで、色の持ちがより良くなり、ダメージを防ぐこともできます。パーマ後に酸性カラーをして、湿気で髪が広がってしまうのを防ぐという効果もあります。

酸性カラーで出来る事
①色をコートする事
②艶を出す
③ハリ&コシを出す
④ビビットな色が出る
⑤暗くする
⑥白髪を染める

一般的にヘアマニキュアは頭皮に付ける事が出来ず、根元ギリギリに塗布していきます。なので綺麗に染めたい方や、気になる方はオススメは出来ません。施術する際に、ダメージが少なく出来るのがいい事かもしれません。
アルカリカラーと違い、1剤2剤などと言うのがなく、単純に薬を塗布するのみになります。
美容室で染める場合所要時間は2時間程で終わります。しかし凄く塗布は繊細です。色素沈着する為、お顔まわりや耳、首回りをしっかり保護する必要があります。付いてしまったら直ぐに拭き薬を落とす!

施術費用はどれくらいかかるのか?
デザインによりますが、普通に全体染めるだけなら1万程度で出来ると思います。しかし、インナーカラーやグラデーションカラーなど、複雑なデザインカラーは料金が跳ね上がります。約2万は覚悟していた方がいいかもしれません。
全体 相場8000円〜10000円
デザインカラー 相場15000円〜25000円


メリット
①ビビットな色が出せる
②ダメージが最小限
③ハリ&コシが出る

デメリット
①シャンプーしながら色落ちする
②カラーチェンジが困難
③2〜3日、白の服が着れない
④根元からしっかり染めれない
⑤黒髪には発色しない(メリットでもある)

有効成分の酸化染料が体質や皮膚の状態によってはかぶれの原因になるため、使用前には毎回必ずご使用の48時間前に皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をお願いします。





①-3=カラーバター&カラートリートメント

カラーバターは、話題の塩基性染料+HC染料のヘアカラー剤です。
成分の90%以上がヘアトリートメントでできていて、トリートメントほぼそのものなので、髪を傷めずむしろケアしながら同時にヘアカラーができます。
ハイダメージ毛にも使え、カラー後の手触りはカラー前より抜群にツルサラな仕上がりに。
徐々に色が濃くなるタイプではなく、一度のカラーでしっかり発色します。
ただし
カラーバターは黒髪を明るくする脱色効果はなく、髪の上に色素が着く《表面付着》なので、黒髪の上から使用してもほとんど発色しません。
茶髪(10トーン)以上のある程度明るい髪の上からご使用ください。

カラーバターで出来ること
①トリートメント効果
②10LV以上の髪の毛に色を付けること
③鮮やかな色が可能

カラーバターの色もちは、約1カ月~2カ月間が目安です。
使用する色・髪質・塗布量・放置時間・環境などによって異なります。 日々のシャンプーで徐々に色落ちしていきます。(シャンプーの他、ヘアトリートメント、紫外線、ヘアアイロン、海水やプールでも色落ちが促進されます)
部分的にはがれるような感じではなく、全体的に均一に薄まっていくので、退色過程もお楽しみいただけます★

本体価格1000円~3000円
サロン施術8000円~


メリット
①ダメージレス
②家で出来る
③失敗のリスクが低い
④色味が豊富
⑤再利用出来る

デメリット
①色落ちが早い
②コスパが悪い
③色素沈着する

扱いはしやすいですが、調合や専門的な知識は多少必要ですので、安易に自分でやることはオススメしません!慣れている方や、美容学生さんは使用している方は大丈夫だと思いますが、全くの素人さんがやろうとすると、必ず失敗するので、担当の美容師さんに相談するのがオススメです



①-4=ブリーチ剤(脱色剤)

「ブリーチをしたら金髪になった」「オレンジっぽくなった」という方が多いのではないでしょうか?ブリーチをすると金髪のような髪の毛になりますが、これは決してブリーチに黄色が入っている訳ではありません。個々のメラニン色素の違いや、髪質、新生毛か既先毛なのかで変わってきますか。なので1回ですごく色が抜ける方と、抜け無い方がいます

ブリーチ剤は、酸化染毛剤から染料を除いたものでメラニン色素を脱色し髪を明るくものもの。黒髪を金髪に変える強力なブリーチ剤には、過酸化水素水のほかに酸化助剤として過硫酸塩を配合したものがある。これらの製剤はすべて医薬部外品に分類される。ブリーチは、色を付けているわけではないので厳密にはカラーではない。

ブリーチ剤で出来ること
①明るくする
②脱染

染毛料は髪を一時的に着色するもので、代表的な製品としてヘアマニキュアがあります、ピンク、ブルー、イエローなど原色に近い色をのせたいとき、黒髪を脱色している人が一時的に髪を黒く戻すとき、もしくはジアミン系染料でカブレを起こす人の白髪隠しに使われる。ヘアマニキュアの主成分は化粧品に使用される酸性染料で、酸化染料と比べてアレルギー性が低いため、染毛剤でカブレる人も使用できる利点がある。また、アルカリ剤を使用しないため毛髪へのダメージが少ない。反面、酸化染料と比べシャンプー等で色落ちがしやすい欠点がある

本体価格(コンビニなど)600円~1000円程度
サロン価格6000円~10000円程度

メリット
①色彩が綺麗に出しやすくなる
②ビビット(鮮やか)な色の幅が増える

デメリット
①ダメージする
②色落ちが早い
③次回、パーマや縮毛矯正などが出来ない可能性がある
④時間がかかる&料金も高くなる

使用する際や、行う場合わ、服や周りに物が無いように使用する事、特に黒の物、茶系の物は色を脱色する可能性が高く、付着した場合は直ちに水洗いして、洗剤などですぐに落とすように。
カラーするに、すごくいい物ではありますが、使用のしかたで髪が修復不可能の所までいきますので、不安な方はしっかりプロの方にしてもらうことをオススメします。自分でやってしますと、 一番失敗するのが、ブリーチです



①-5=ヘナカラー(半永久染毛剤)

天然のカラーリング剤として、日本でも愛用者が増えているヘナ。とはいえ、まだまだ「本当に髪が染まるの?」「使い方が難しそう」といった意見も多いです
ヘナカラーとは
ヘナとは、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたもの。昔から儀式などで髪・爪・手足に彩色するための染料として使われており、クレオパトラがヘナを使って爪を染めた、という逸話もあります。 ヘナには、ローソニアという色素成分が含まれており、髪の主成分であるケラチン(=タンパク質が線維状につながったもの)にからみ付く性質があります。この作用で髪が染まります。  
  ヘナカラー出来ること
①白髪を染める事
②色を入れること

本体価格2000円~6000円
サロン価格7000円~


葉の部分を乾燥させ、粉末にしたものを「ナチュラルヘナ」と呼びます。ナチュラルヘナは100%天然の植物なので、産地や収穫時期によって発色が異なります。後、ご本人の髪の質によって、色が異なる色で発色する場合もありますし、色が出にくい場合もあります。
個人差が大きく左右されます!
実は、「ヘナ」と書かれてある商品はすべてが天然成分で安心、というわけではありまんせので、ナチュラルヘナは発色が不安定なため、化学成分が配合されている物があります。これはナチュラルヘナと区別してケミカルヘナといい、次の成分が配合されていないか、商品をよく確認してみてください。 パラフェニレンジアミンなどの酸化染料ピクラミン酸ナトリウム2-アミノ-6-クロロ-4-ニトロフェノール などがあります。
大体の商品が98%~99%といった製品が多いです。
特に妊娠中や、生理中などは、人体に予期せぬ効果が出る可能性があるので、安定期や、生理が終わってから、やるのがオススメです。

メリット
①ハリコシがでる
②頭皮に対して、低刺激
③ダメージしない

デメリット
①白髪にしか発色しない
②時間がかかる
③色味が不安定
④全て美容室がやっているわけでは無い

ヘナは、まれに植物に対するアレルギーが出ることもあります。体質的に不安がある方は、使用前に必ずパッチテスト(腕の内側のやわらかい部分につけて放置し、翌日赤くなっていないか様子をみる)をしましょう。



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